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【見学】竹鶴酒造(広島・竹原市) - ジャパニーズウイスキーの父・竹鶴政孝(マッサン)が生まれた酒蔵

広島県の竹鶴酒造を見学しました。NHK連続テレビ小説『マッサン』でおなじみのニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝(愛称、マッサン)の生家です。

日時:2015年7月26日(日) 10:30頃~
場所:竹鶴酒造(広島県竹原市本町3-10-29)
内容:見学(外観のみ)
料金:無料
交通:夜行バス(東京→岩国。萩エクスプレス)、18きっぷ(岩国駅⇔三原駅⇔竹原駅ほか、1日あたり2,370円)

★アクセス
150725 (7)萩エクスプレス
東京から山口県の岩国まで夜行バスの萩エクスプレスを利用しました(東京駅19:30→岩国駅前翌6:22)。写真は宮島サービスエリアの休憩時に撮ったものです。
150726 (6)三原駅
岩国駅からJR線の各駅停車を乗り継いで最寄駅の竹原駅へ(岩国駅6:47→竹原駅10:16、18きっぷ利用)。写真は三原駅での乗り換え時に撮影したJR呉線。
150726 (68)JR呉線
JR呉線は海岸線に沿って走る区間が多いため、車窓から瀬戸内海の絶景が楽しめます。
150726 (10c)竹原駅
竹原駅前のロータリー。駅から酒蔵までは約900mです。

★道の駅たけはら
150726 (15)道の駅たけはら
竹原駅から竹鶴酒造へ向かう途中に、”道の駅たけはら”があります。館内には売店やレストランの他に、観光情報コーナーがあります。
150726 (12)道の駅たけはら_マッサン
1階には『マッサン』の登場人物の等身大(?)パネル写真がありました。同番組は2014年9月29日から2015年3月28日まで放映され、平均視聴率は21.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)に達しました。人気番組の効果で、竹原市を訪れる人が急増したそうです。

★竹原の町並み
150726 (17)竹原本町通り
かつて製塩業と酒造業で栄え、”安芸の小京都”と呼ばれた竹原には、昔の木造建築が軒を連ねる美しい町並みが残されています。竹鶴酒造は町並み保存地区(美観地区)のメインストリート”本町通り”沿いにあります。

★竹鶴酒造について
150726 (24)竹鶴酒造_外観正面
竹鶴酒造の外観。江戸中期に建てられた町家が今も現役で使われています。
150726 (26)竹鶴酒造_外観北側
主屋と南の蔵が最も古く(江戸期)、その後の増築により、現在では複数の棟が軒を連ねています。

<竹鶴酒造の歴史>
150726 (29)竹鶴酒造_外観(上部)
もとは江戸中期の1660年代に、”小笹屋[おざさや]”の屋号で製塩業を営んでいました(竹鶴家は頼家、吉井家と並ぶ竹原の三大塩田地主のひとつ)。1733年(享保18年)に冬場の余剰な労働力を流用して酒造業を始め、現在も酒造りを行っています。酒銘や姓の「竹鶴」は、家の裏の竹藪に鶴が巣をつくった事を「古来松に鶴と聞くも、竹に鶴は瑞兆なり」と喜び、その後「小笹屋竹鶴」と写したのが始まりとされています。

<竹鶴政孝の生家>
150726 (27)竹鶴酒造_竹鶴政孝氏の生家
竹鶴政孝は1894年に父・敬次郎の四男五女の三男として竹原に生まれました。政孝の家は祖母の代に分家して製塩業を営んでいましたが、本家の主人夫妻が長男誕生直後に相次いで亡くなったため、敬次郎が後見として本家に入って酒造業を継ぎました。政孝は分家ながら三男として竹鶴の本家で生まれたのです(生まれた時に両親がちょうど本家に来ていたことから、この家が政孝の(実家ではなく)生家となりました)。幼少期の政孝は好奇心旺盛、相当な暴れん坊であったと言われています。
『マッサン』に登場する亀山酒造は竹鶴酒造がモデルとなっており、この建物はロケ地の一つとして使われました。

<蔵元>
社長は14代目の竹鶴敏夫氏、会長は13代目の竹鶴壽夫[-ひさお]氏がつとめています。ともに竹鶴正孝とおなじ大阪大学を卒業されています。

<杜氏>
平成8年酒造年度(H8BY)より石川達也氏が杜氏をつとめています。平成4年に竹鶴酒造に入社し、同年までの3年間は埼玉県の神亀酒造で酒造りをされていました(神亀酒造の越後杜氏に仕込まれた広島杜氏)。現在は広島酒造組合の組合長もつとめています。

★入口
150726 (30)2竹鶴酒造_入口
社名が記された木製看板。
150726 (23)竹鶴酒造_貼紙
土日の10:00~16:00のみ入店可能という情報(お店のHP以外)を見て訪れましたが、残念ながらこの日の午前中は休業でした。現在は蔵内の公開をしておらず、お酒の販売のみを行っているそうです。

★店内
150726 (54)竹鶴酒造_店内
入口の扉のガラス越しに店内の様子が少し伺えました。

★マッサン展(竹原市歴史民俗資料館)
150726 (34)竹原市歴史民俗資料館
竹鶴酒造から北へ約200m歩いたところにある竹原市歴史民俗資料館で、生誕120周年を記念した”マッサン展”が開かれていました。
150726 (37)竹原市歴史民俗資料館
館内にはマッサンと家族の写真や、妻・竹鶴リタの直筆の手紙などが展示されていました。
150726 (36)竹原市歴史民俗資料館
通常の入館料は大人100円ですが、マッサン展のコーナーは入場無料でした。

この後は、400mほど西側にある藤井酒造・酒蔵交流館を訪れました。第1回全国清酒品評会で首席に輝いた「龍勢」の蔵元です。

かつては竹原に数十軒あった酒蔵も、いまや3軒(竹鶴酒造、藤井酒造、中尾醸造)に減ってしまったそうです。

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テーマ : 日本酒の酒蔵見学
ジャンル : グルメ

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Nomura Seiji

Author:Nomura Seiji
・お酒と薬膳理論の入門講座、飲酒教育
 nomuras.jimdo.com
・JSAワイン検定講師
・JSAワインエキスパート
・1971年生
・東京在住

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