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【見学】玉川酒造・ゆきくら館(新潟・越後須原)

18きっぷで行く新潟の酒蔵めぐり。
1日目は、玉川酒造とぽんしゅ館(新潟駅)を訪れました。

日時:2014年9月8日(月) 12:00頃~
場所:玉川酒造・ゆきくら館(新潟県魚沼市須原1643)
内容:自由見学、試飲(ガイド無し)
料金:無料
交通:18きっぷ(東京→小出[こいで]駅ほか。1日あたり2,370円)、路線バス

★アクセス
160908_小出駅(83)
18きっぷで各駅停車を乗り継ぎ、一路新潟県へ。上野駅6:26発→小出駅11:10着(高崎駅、水上駅で乗り換え)。
160908_玉川酒造 (1)小出駅バス停
酒蔵はJR只見線・越後須原駅から徒歩5分ですが、列車の本数が極端に少ないため(1日4本)、小出駅から路線バスを使いました。小出駅(大白川行)11:30発→須原駅角11:56着。
160908_玉川酒造 (2)只見線
バスの車窓より。小出駅へ向かう只見線とすれ違いました。
160908_玉川酒造(76) 越後須原駅
越後須原駅のホーム。一面一線の単式ホーム。

★外観
160908_玉川酒造 (62)外観
左奥より”造り蔵”と”土蔵”、右奥が”越後ゆきくら館(売店・試飲)”。土蔵は越後の豪農・目黒邸より大正元年(1912年)に移築。雪国ならではの”板張りの壁(土壁を雪から守る)”がそのまま復元されているそうです。

★ゆきくら
160908_玉川酒造 (61)ゆきくらcp
酒蔵がある越後須原は豪雪地帯。天然の雪を特殊なシートで覆い、年間を通して大吟醸を低温貯蔵(2~3℃)しているそうです。残念ながら、この日は地下の貯蔵庫を見学できませんでした。

★仕込み水
160908_玉川酒造 (36)仕込水
蔵の入り口の手前で仕込み水の試飲ができます。2キロ先の裏山の中腹より湧き出る大清水(軟水)を使用しているそうです。”空気をたっぷり含んだ軟水(1.78dH)で、鉄分のない超良水”(「目黒五郎助」のラベルより)。(注)dH(ドイツ硬度)は、水100ml中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を、炭酸カルシウムの濃度に換算した重量。ppm(アメリカ硬度)は水1リットル中の硬度を、酸化カルシウムの重量に換算したもの。1dH=17.8ppm。
160908_玉川酒造 (64)空ペットボトル
水は持ち帰ることもできます。空のペットボトル(1本50円)も販売されていました。

★造り蔵・土蔵(自由見学)
160908_玉川酒造 (11)造り蔵 jpg
造り蔵の内部。当蔵の酒造りは冬季のみのため、酒造道具などが置いてあるだけでしたが、とても興味深かったです。
160908_玉川酒造 (10)造り蔵
蒸米をつくるための”甑”など。
160908_玉川酒造 (12)造り蔵_タンク
土蔵の内部。8,000ℓの貯蔵用タンクが並んでいました。

★神棚(土蔵)
160908_玉川酒造 (52)松尾様
[説明文より]この神棚は、酒造り・醸造の神として”松尾大社”を崇拝しお祭りしているもので、杜氏や蔵人が日夜心身ともに清浄な気持ちで酒造りに励む、精神のよりどころとして篤い信仰を寄せているものです。松尾大社は京都で最も歴史のある神社で、平安京より早く創建(大宝元年=西暦701年)されています。松尾大社の祭神は、”市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)”、”大山昨神(おおやまくいのかみ)”と言われています。お参りの作法は、”二拝・二拍手・一拝”。

★試飲
160908_玉川酒造 (23)試飲
売店の”越後ゆきくら館”では常時10種の酒を無料で試飲できるそうです。

<試飲アイテム>
①「特別本醸造 越乃玉梅」Alc.15%、精米60%、米・米こうじ・醸造アルコール
②「純米吟醸 越乃雪蔵」Alc.14%、精米60%、米・米こうじ
③「純米大吟醸 目黒五郎助」Alc.15%、精米50%、米・米こうじ
④「大吟醸 越後ゆきくら 玉風味」Alc.17%(原酒)、精米40%(山田錦)、協会901号酵母、日本酒度:+3.0-6.0、雪中1年貯蔵
⑤「大吟醸 ゆきくらスパークリング」、Alc.12%、精米50%、生酒、米・米こうじ・醸造アルコール、出荷まで雪中貯蔵(温度2℃)
⑥「にごり酒 守門の雪」Alc.18%、精米60%、米・米こうじ・醸造アルコール
⑦「越後武士[えちごさむらい]」Alc.46%、清酒・醸造アルコール、清酒を使用したリキュール
⑧「越後武士 梅酒」Alc.20%、梅(南高梅)・清酒・砂糖・醸造アルコール
⑨「越後武士 神蛇[じんじゃー]」Alc.12%、生姜・カリン・清酒・醸造アルコール・氷砂糖・レモン原液
⑩「さくら珈琲」Alc.12%、アイスコーヒー・清酒・砂糖・醸造アルコール、プロゴルファー・横峯さくら後援会認定のコーヒーリキュール

発泡性、にごり、リキュールなど、多彩な酒が揃っていました。

★越後武士[えちごさむらい]
アルコール度数46度のリキュール。酒税法改正前は国内最高度数の日本酒だったそうです。旧商品名は「越後さむらい」。微生物が醸す酒は20度前半が上限のはずなので、”門外不出の製法”が気になりました(度数の強い蒸留酒でアル添?貴醸づくり?)。

★メモ
・玉川酒造の創業は1673年(寛文13年)。目黒五郎助(初代)から18代目を数える。
・目黒家は1610年頃に会津藩から魚沼に移住し、割元庄屋を務めていた。1673年、6代目・目黒五郎助が、高田藩主・松平光長候より80両で酒造免許を得て酒造りを開始。(注)割元=江戸時代の村役人の一。郡代・代官などの指揮下に名主(庄屋)を支配して十数か村から数十か村を統轄し、年貢の割り当てや命令の伝達などを行った。割元総代。割元庄屋。
・2005年(平成17年)には来場者100万人を達成するなど観光コースにもなっている。

★帰路
160908_越後須原の町並み (71)
酒蔵周辺の町並み。建造物の屋根や壁などに豪雪地帯特有の工夫が施されているようでした。
160908_玉川酒造 (78)須原駅角バス停
小出駅へ戻るバスの時刻表。13:01発に乗車。只見線と同様に極端に数が少ないため、酒蔵を訪れる人は乗り遅れ等のないようご注意を...

この後は、新潟駅のぽんしゅ館・利き酒番所を訪れ、新潟市内に宿泊しました。

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テーマ : 日本酒の酒蔵見学
ジャンル : グルメ

プロフィール

Nomura Seiji

Author:Nomura Seiji
・お酒と薬膳理論の入門講座、飲酒教育
 nomuras.jimdo.com
・JSAワイン検定講師
・JSAワインエキスパート
・1971年生
・東京在住

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