FC2ブログ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの試飲会(東京・恵比寿)

ワイン雑誌『ヴィノテーク』他が主催する試飲会に参加しました。
19生産者の「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」が同時に利ける贅沢なイベントでした。

テーマ:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ~ ワイン愛好家のための試飲会
日 時:2015年11月9日(月)18:00~20:00
会 場:ウェスティンホテル東京(東京都目黒区三田1丁目4-1)
料 金:無料
主 催:ブルネッロ・ディモンタルチーノ・ワイン生産者協会、ヴィノテーク

★会場
151109ブルネッロ入口
ウェスティンホテル東京は恵比寿ガーデンプレイスと直結しています。試飲会の会場は地下2階の「ギャラクシールームA」でした。

★試飲会の様子
151109ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ試飲会
入口で試飲用のワイングラス1脚を受け取り、それを持って各生産者のブースを回ります。

★ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
「モンタルチーノ」は、イタリア共和国のトスカーナ州シエナ県にある基礎自治体(コムーネ)で、3つの川(オンブローネ、アッソ、オルチア)の間に聳える標高564mの丘の上に位置しています。ワインの生産はエトルリア時代から行われていたとされています(テロワールは後述)。

「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は19世紀前半に、地元生産者が伝統的に栽培されてきた「ブルネッロ(サンジョヴェーゼの亜種)」から生み出した赤ワインです。1966年にDOC(統制原産地呼称)を認められた最初の8つのワインの1つに選ばれ、1980年にはイタリア初のDOCG(保証付き統制原産地呼称)に認定されました。

★モンタルチーノ産ワインの「呼称(DOCG、DOC)と主な生産規定」
・生産地域はすべてモンタルチーノ(サンタンティモは一部例外区域を含む)。
・瓶詰はワイン生産地域のみ。

①ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ【DOCG・赤】
葡萄:ブルネッロ(サンジョヴェーゼ)、最大収穫量は8トン/ha
熟成:オーク樽で最低2年、瓶内で最低4カ月(リゼルヴァは6カ月)
市場への販売:収穫後5年後(リゼルヴァは6年後)の1/1から。ボトルはボルドー形

②ロッソ・デイ・モンタルチーノ【DOC・赤】
葡萄:ブルネッロ(サンジョヴェーゼ)、最大収穫量は9トン/ha
市場への販売:収穫翌年の9/1から。ボトルはボルドー形

③モスカデッロ・ディ・モンタルチーノ【DOC・白】
葡萄:モスカート・ビアンコ
最大収穫量:10トン/ha(スティル、フリッツァンテ)、5トン/ha(遅摘み)
市場への販売:遅摘みタイプは収穫後の2年目の1/1から。

④サンタンティモ【DOC・赤白】
生産地域:モンタルチーノ(と一部例外の小区域)
葡萄:シエナ県で推奨・認可された品種すべて。但し、特定の品種表示のワインとヴィン・サント(聖なるワイン。伝統的なイタリアの甘口ワイン)は限定された規定あり。
最大収穫量:9トン/ha(白・赤)、8トン/ha(品種名をラベル表示する赤ワインすべて)
瓶詰:シエナ県のみ

★出品者(19)
BARBI
BARTOLI GIUSTI - TENUTA COMUNALI
CAMIGLIANO
CAPANNA
CAPARZO
CAPRILI
CASTELGIOCONDO - MARCHESI DE’ FRESCOBALDI
CELESTINO PECCI
CERBAIA
COL D'ORCIA
LA FIORITA
LE MACIOCHE .
LE RAGNAIE
MOCALI - POGGIO NARDONE .
PARADISONE - COLLE DEGLI ANGELI
PODERE LE RIPI
RIDOLFI
SASSODISOLE
UCCELLIERA

★デザートワイン
遅摘みのモスカート・ビアンコを使った白ワインが印象に残りました。マスカット種の気品あふれるムスクの香りと、凝縮されたブドウの甘味が楽しめました。
151109モスカート・ビアンコ
銘柄:Moscadello di Montalcino DOC Vendemmia Tardiva 10
和名:モスカデッロ・ディ・モンタルチーノV.T.
品種:モスカデッロ100%
収穫:10月下旬(通常は9月上~中旬)
発酵:アリエ産トノー
熟成:アリエ産トノーで12カ月
生産:CAPANNA
価格:5,500円(税別)

★モンタルチーノの気候、土壌、生産地域
・気候は典型的な”地中海性気候”(乾燥傾向)。ただし、大陸気候的な要素も(海とアペニン山脈の間に位置するため)。
・降雨は春と晩秋に集中。年間平均700㎜。
・標高400m以上では冬に降雪も。
・丘陵地帯は(風が吹き抜けるため)霧・凍結・霜の発生はまれで、葡萄生育に最良の環境。
・南のアミアータ山(標高1740m)がモンタルチーノを雨や雹などの嵐から守る。

・モンタルチーノの丘は異なる地質時代に形成。
・標高が最も低い地区は、比較的もろい土壌で構成。第四紀由来の深い堆積物がある。
・標高が上がると、土壌は母岩、特にガレストロやアルベレーゼの風化によって形成された岩石で構成。

・モンタルチーノ地域24,000haのうち、ブドウ栽培面積は3,500ha(約15%)。
・うち、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが2,100haを占める。
・モスカデッロ・ディ・モンタルチーノは50haのみ。
・生産地域はほぼ四角形。境界は3つの川に接している。

<参考>エトルリア(ラテン語: Etruria)
紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群。ギリシャ語ではティレニア。エトルリア人は、インド・ヨーロッパ語族に属さないエトルリア語を使用し、エトルリア文化を築きましたが、徐々に古代ローマ人と同化し消滅してしまいました。初期のローマ人はエトルリアの高度な文化を模倣したとされ、ローマ建築に特徴的なアーチは元々、エトルリア文化の特徴であったといわれています。

[Link]Indexページに戻る
[Link]Nomura Seijiの公式HP
[Link]ご意見・お問い合わせはこちらから
スポンサーサイト



テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

プロフィール

Nomura Seiji

Author:Nomura Seiji
・お酒と薬膳理論の入門講座、飲酒教育
 nomuras.jimdo.com
・JSAワイン検定講師
・JSAワインエキスパート
・1971年生
・東京在住

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR